「ゲット スマート」感想(劇場)
「ゲット スマート」感想(劇場)
(GET SMART)
(08年10月11日 梅田ブルク7・シアター3)
(監督)ピーター・シーガル
(出演)スティーヴ・カレル アン・ハサウェイ アラン・アーキン ドウェイン・ジョンソン テレンス・スタンプ ジェームズ・カーン
面白度 :7点/10点
お薦め度:7点/10点
かつてのTVドラマ「それ行けスマート」(GET SMART:1965~1970)の劇場版、「ゲット スマート」を観て来ました。
ま、これだけ笑えたら十分でしょう(*^_^*)
面白度を7点としましたが、ことコメディに関してはシビアにならざるを得なくって、「もっと面白くなるだろう」って余地がある限りは8点、9点にはならないですね(^_^;)
その意味で厳しくしましたが、普通に観る分には映画代は十分ペイするでしょうね(^^)
最初、初日の土曜日って事で、若い人を中心に満員に近い状態で観たのですが、逆に「これだけ満員で笑えなかったらマズイんじゃないかな?」と不安に感じたのですが、実際に始まってみると、あちこちから笑い声が聞こえてきたので一安心でした(^^)
観終わった時も「面白かったねー」って声も聞こえましたね。
内容的にも、セリフで笑わせる部分は少なく(それも「ロシア風」など、字幕で上手く誤魔化していましたね(^_^;))、全体的にシチュエーションで笑わせる部分が多かったので、見た目で分かりやすかったって点も良かったです。
オリジナルは60年代のTVドラマ「それ行けスマート」です。
僕は、記憶の端にチラリと残っているので、おそらく再放送や再々放送などで観た記憶があると思います。
気になってネットで調べましたが、残念ながらTV版と80年の劇場版「0086笑いの番号」(THE NUDE BOMB:1980)はDVDにはなっておらず、これを機会に観なおしたいなぁと思っていたのですが、無理なようです(-_-;)
映画の冒頭に博物館の展示品として、車やスーツ、靴型電話などがありましたが、おそらく当時の道具なんだろうなぁ・・・と感慨深く観ていました。
さて今回の劇場版ですが、そうしたオリジナルを知らなくても、「どうやらお間抜けなスパイが活躍するコメディ映画なんだな」程度の知識があれば、十二分に楽しめる作品です。
全体の状況は説明されますし、主人公のキャラも分かりやすいので、冒頭から取り残されずにハマる事が出来ます。
相手役の女性スパイをアン・ハサウェイが演じていますが、彼女の大きな瞳と唇も非常にキュートで絵になるので、画面に華やかさを添えていて良かったですね(^^)
敵を演じていたのが、名優テレンス・スタンプって事で、彼がコメディを演じるのも面白かったけど、作品全体の雰囲気を豪華にするのに大きく役立っていたと思います。
舞台設定としても、アメリカからロシア、そして最後はLAのコンサート・ホールを大舞台に設定して、映像的な豪華さも過不足ありませんでした。
第九に連動する爆弾のアイデアと映像も良かったし。
コメディの面では、個人的にはロシアに向かう飛行機のトイレの中、あのバカバカしさが好きでしたねぇ(^_^;)
ただ、「もっと面白くなっていたのでは?」と思う部分もありました。
例えば、TVドラマ「HEROES/ヒーローズ」にも出演していて一躍有名になった日本人、マシ・オカともう1人のオタクコンビ。
この手のスパイ・コメディでは必需品となっている「秘密兵器」係として登場するのですが、せいぜい万能ナイフと秘密会話用機械くらいしか登場しないのが残念でした。
ま、スマートが脱出する場面で、監視カメラの前の芝居で笑わせてくれましたが、やはり「秘密兵器」をバンバン登場させるオタクらしい役割を演じて欲しかったですねぇ。
ま、これ以上求めるのは無いものねだりなんでしょうねぇ(^_^;)
そう言えば、主人公のスマートって大ボケもかましますが、その後の反撃は完璧であり、射撃も格闘も天才的なんですよね(^_^;)
基本的には素晴らしい工作員であるって点が、「裸の銃を持つ男」とは大きく違う点ですね(^_^;) あっちは、偶然大事件を解決しちゃうパターンですから(^。^)
いずれにしろ、日本人には受けにくいハリウッド製のコメディ映画にあって、これだけ分かりやすくて劇場内から笑いが上がる作品ってのは珍しいので、休日をカップルや友達同士で過ごすには、映画代(前売り券くらい?(^_^;))は確実に保証する作品だと思いました。


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